2008年9月7日日曜日

[ニュース]朝日新聞から

昨日は農関連の記事が目立った。
・「三笠フーズ(大阪市北区)が政府から工業用に限定された有害米を食用に転用していた」
・アメリカ穀物協会代表特別補佐エリック・エリクソンさんインタビュー
穀物高騰で米国の農家は喜んでいるでしょう。
「収入が増えるのはハッピーだが、農機を動かす燃料代や地価上昇で生産コストも上がっている。飼料高が畜産農家の経営に打撃を与え、飼育頭数を減らす動きが現れている。穀物相場が天候に加えて投機にも左右されることで、農業が今まで以上にリスクの高い商売になり、問題だ」など。
・異見新言 塩見直紀(半農半X研究所代表)
「若者帰農 農ある暮らしを元に生きる」
'04年に著書を読んだときと同様の意見。

さて昨日は市民農業大学に出かけてきました。
これは農家の畑を借りて、市民と野菜作りをするというもの。
先週はキャベツやブロッコリーの定植、ハクサイの種まき。今週はダイコンの種まきとコマツナ、ホウレンソウの種まき。
どうしても技術面の話になってしまいます。それでも天候に左右されることや種が外国から来ていることなども織り交ぜ、農業への理解を深めてもらっているわけですが、個人的には上のニュースの3つめ、「半農半X」など農業とは?という部分を考えてほしいと思っています。

狩猟起源の西洋社会が能力主義になるように、農耕起源の社会はまた別の方法を取れるのではないでしょうか?
この先は時間もないので次に…。

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