2009年1月8日木曜日

[ニュース2つ]

今日の朝日新聞より

・「耕作放棄地 リサイクル」より気になったとこだけ。
 全国の耕作放棄地はこの20年で3倍近くに増えた。農地全体の1割程度を占めるらしい。最大の要因は農産物価格の低迷とか。
 また、特区制度や'05年9月施行の改正農業経営基盤強化促進法に基づき農業参入した株式会社やNPOを含む法人は155市町村で320。全国の耕作放棄地38万6千ヘクタール('05年)に対し、法人参入分は約950ヘクタール。('08年9月)。農地を借りて参入した156法人に農水省が行った調査('06年)によると売上高は「営農を始めたばかりでなし」33%、「(産物は)自社利用するためなし」が14%。

※いま、うちも親父の病気とかで手が足りません。ボランティアを頼むのもありかもしれませんが、仕事の組み立ての都合で(市場出荷と直売の比率とか)なかなか第三者には難しく…。どうなっていくか、どうしていくのか、思案中。
 あと法人の農業参入ですが、企業経営と農業経営が両立させえるなら参考に聞いてみたいものですが、やはり難しいですかね。最終消費を抱える企業なら協力農場みたいな形でありそうですけど。これも価格問題ですかね。

・「土なし苗床 屋上緑化」
 サントリーは土を使わず、軽くて植物もよく育つ苗床を開発。名称は「パフカル」。ウレタンベースの原料液に、マイクロメートル単位まで粉砕した数種類の木屑などを混ぜて膨らませる。重さは土の約半分。内部に多くの気泡があり、根の成育に必要な空気が保たれるため、植物の成長も早く根の成長は約5倍、全体重量で見ても約2倍(約1ヶ月間)。
 設置の際は、これを専用トレーに並べて給水管を配置、センサーで水遣りを行うらしい。価格も「土」を使った商品の価格とほぼ同じ。

※価格については、従来品とほぼ同等ということですが、ポット苗ということは毎回入替えですよね。それならやはり高いんじゃないでしょうか。結局、何をしたいのか、ということですかね。低木まで植えたいのか、ビオトープを作りたいのか、畑を考えているのか。手間をかけずに緑化というだけならポトスとかを使えば、もっと簡単に済みそうですけど。

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